絵柄の私物化について【AI/画像生成/絵師/絵描き】

【PR】本記事のリンクには一部プロモーションが含まれています。

反AIからAI推進派まで、絵柄=私物かどうかという、やや感情的な議論が進んでいるような気がしますが。

 

私物=ブランド

として置き換えて考えてみると簡潔です。

 

絵描きはファインでもサブカルでも、その価値は技術の研鑽によって生み出されています。要は、作業時間だけではなくそこまでの時間、すなわち個人の価値も含まれています。

 

それにより、絵描きの作品には実際の制作時間とは関係の無い値段が付き、仕事として成立します。

これがブランド化です。

 

すなわち、私物化がどうとか以前に個人がブランドであり、これを例のポストに置き換えると。

 

個人をブランド化するな。

ブランドを保持するな。

という無理筋のいちゃもんになります。

 

というより、AIを悪用している側の率直な願望とも捉えられます。これを大きな声で言えるのは、かなりイリーガルな人間だけです。

 

個人がブランド化している以上、私物化以前に法律で守られる対象なので軽く扱ってはいけません。

 

ただ、ここで難しい問題はAI学習の場合法律上もグレーだということです。

倫理的にはNGだけど明確に罰することが出来ない。この部分が感情的議論に拍車をかけている原因でしょう。

 

議論に捉われて創作の時間が減ってしまうことの方が損失ですし、倫理に法律は遅かれ追いつくので、適度に相手をしたらみんなで【きれいさっぱり忘れる】のが丁度良いと思います。

 

あと、イリーガルな人間の先行者利益を薄めるためにも、絵描きは一通りAI技術自体は学んでおいた方が良いです。

それを彼らは恐れてこのように分断を図るのですから。