ゾルトラーク=一般化された過去に猛威を振るった技術やカテゴリ
あずまんが大王=日常系としてのゾルトラーク
という文脈でとらえている人が最近は多いとか。
個人的にはきらら展であずまんが大王が、影響を受けた作品としてガラスケースに入って展示されているのを見た時に、「ついにこの時が来たのか・・・」としみじみ思ったのは懐かしい思い出。
要は私達が楽しんで、熱狂した漫画がもう古典になってしまったということ。
この時の流れの速さになんとも言えない気持ちにはなりますが、正直あずまんが大王が令和に話題に挙がること自体が嬉しい。
ただ、ですよ?
あずまんが大王がイコールで日常系の始祖だという点には、若干ですが違和感がありますね。日常系と言うムーブメントは漫画という媒体だけでなく、京アニなどのアニメ作品の影響も大きいと思うからです。
だって、あずまんが大王が連載され、アニメ化されていた時全然「日常」っていう言葉は使われてませんでしたもん。
あずまんが→らきすた→ハルヒ→芳文社系→けいおん→ごちうさ(ここで日常系が確立)
という流れだと思うんです。ただ、ごちうさ以降急激に日常系はなろうに食われていくので、百合とともにより一般化されたカテゴリに落ち着いた感じがします。
・・・あれ?もしそうなら体系的に組み込まれた一般化した原初の魔法・・・
あずまんが大王ってゾルトラークなのかもしれない
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