はじめに
各所で話題騒然となっているメダリスト、XやYoutubeどこを見ても素晴らしいと評価されている大人気アニメです。
ただ、リアルなアニメファンの声がその評価に隠れてしまい、実際どうなのか?
分かりづらい現状になっています。
本記事では、リアルなアニメファンの声を集めまとめることで、改めてメダリストの本質に迫りたいと思います。
参考及び引用元:https://medalist-pr.com
©つるまいかだ/講談社・メダリスト製作委員会/ENGI
メダリストとは
つるまいかだ原作による「メダリスト」をENGIがアニメ化。
元フィギュアスケート選手の明浦路司とスケートを独学で学ぶ少女・結束いのりと出会いによって紡がれる盤上のスポ根ドラマです。
アニメとしてフィギュアスケートを「観る」
氷上の滑走音、ジャンプの緊張感、ステップの細やかな動き。リアルで繊細なアニメーションと音響で、まるで自分もリンクの上にいるかのような臨場感をアニメとして最大限表現しています。
技術だけではない、演技にかける選手たちの「心」がそのまま乗ってくるような演出も必見です。
主人公たちの成長物語に涙する
物語の主人公は、才能を見出された少女・結束いのりと、かつて夢を諦めた青年コーチ・司。最初はリンクで転んでばかりのいのりですが、司の指導のもと、少しずつ才能を開花させていきます。
夢を追うことの苦しさ、葛藤、そして希望。彼らの成長には等身大のリアルさが詰まっているので、気づけば応援してしまう魅力があります。
音楽と演出の完成度と盤外でのコラボ
フィギュアスケートと切っても切り離せないのが「音楽」ですが、劇伴・演技曲ともに演出と完璧にリンクしていて、音と動きが一体化した芸術作品のような仕上がりになっています。
また、OPのMVでは米津玄師×羽生結弦という強烈なコラボが行われており、SNSからyoutubeまで大バズリしています。
実際に視聴したアニメファンの反応
肯定的な意見
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文句の付け所がない、本当に最高のアニメ。作画もモーキャプ使ってこれだけ違和感ないのも凄い技術だと思う。もうね、演技終わった後に拍手しちゃうんです、アニメなのに。それ位の臨場感です、脱帽。
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天才系じゃない主人公、そして脛に傷ありのコーチ、最高の師弟関係です。スポ根としてのクオリティが高く、ウインタースポーツでこれほど熱いアニメが観れるとは思いませんでした。単純に面白いです。
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脚本を担当したのが花田十輝さんで大正解だったと思います、原作準拠ですが、アニオリも織り交ぜてそれが補完にもなっている。視聴後に原作を読むとより感動する一度で二度美味しいアニメです。
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フィギュアの世界ってこんなに熱いんだ・・・、自然と涙が出るよ。なんとなく見始めたけど、素晴らしいアニメに出会えてよかった。ありがとう。
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CGを用いたスケートシーン、特に五話の映像の現地ディテイィールが圧巻だった。4話までですでに映画一本見たような気分だったのに、毎度驚かされています。今後当分このレベルのアニメは出てこないと思います。
否定的な意見
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フィギュアスケート好きでリアルでも観るけど、実際の空気感を再現出来ているとは思わない。もっと厳しいし、もっとキラキラしてる。あと、ヒロインの髪型なんとかならない?ちょっとダサすぎて萎える。
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ぶっちゃけ原作読んで、スケートシーンはアニメで観たら良い。という感じ。原作から端折られてるの多いし、演出も感動推しでウザいから漫画で丁度良かったんだって改めて思った。
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1~3話までの展開が怒涛過ぎてついていけない、あれこのアニメ続きもの?って思ったからね。なんでこの人達スケートに必死なのか感情移入出来ないし、主人公が結局天才レベルに吸収していくのもなんか納得いかない。
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無駄なギャグが多すぎてつまらない、もったいないアニメだと思う。SNSだとスケートシーンは大絶賛だけど私はあんまり好きじゃなかった、なんかリアルに近づいた分気持ち悪くない?
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キャラの等身がこどもこどもしすぎて気持ちが悪い。スケートシーンも頭から下が実写っぽくて、被り物が乗っかってるみたいで違和感。原作よりなんか色々とクドいアニメになっちゃったね。
まとめ
アニメファンの意見をさらにまとめると、
フィギュア×スポ根ものとして最高峰のクオリティだが、スケートシーンのCG、キャラの等身や原作との違いが気になる人には気になってしまうアニメ
という結果でした。
肯定、否定共に多かった意見がこちら、
・アニメで観るフィギュアとして最高峰の出来
・テンポの良い感動ストーリー
・スケートシーンのCGとキャラの等身に違和感
この中でもやはり「フィギュアスケートの世界をアニメとして楽しめる」という部分が多くの視聴者に熱く受け入れられています。
ありそうでなかったジャンルなので、フィギュア好きや主題歌アーティストのファンをも巻き込んで、盛り上がっている印象ですね。
次にストーリーについてですが、この点に関してはやや賛否両論。
アニメ版はスピード重視でキャラの感情の掘り下げが甘い上に、感動シーンが壮大で押しつけがましく感じる方が多かったようです。
ただ、この点は原作を読むと補完になり、アニメ版でハマれなかった人もハマれる、一度で二度美味しい状態になっているので、そこまでマイナスではないかもしれません。
スケートシーンのCGに関しては、個人的には確かに違和感を感じる瞬間はありますが、粗さより進化の方が目立っているので、そこまで気にはなりませんでした。
アニメは「リアルに寄せるとどこかが破綻してくる」という点にはおおむね同意です。気持ち悪さを感じる人がそれなりにいるのも、納得は出来ます。
二期も早々に決まり、今後リアルイベントも豊富に行われると思うので、興味がある方は早めの「メダリスト」履修を強くおすすめします。
今回の記事はここまでとなります。
ありがとうございました!
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