実際どうなの?アニメ 悪役令嬢転生おじさんのリアルな評判【アニメファンの反応/原作との違い/薄味なろう/二期/考察レビュー】

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はじめに

各所で話題騒然となっている悪役令嬢転生おじさん、XやYoutubeどこを見ても素晴らしいと評価されている大人気アニメです。

 

ただ、リアルなアニメファンの声がその評価に隠れてしまい、実際どうなのか?

分かりづらい現状になっています。

 

本記事では、リアルなアニメファンの声を集めまとめることで、改めて悪役令嬢転生おじさんの本質に迫りたいと思います。

参考及び引用元:https://tensei-ojisan.com

©上山道郎・少年画報社/悪役令嬢転生おじさん製作委員会・MBS/亜細亜堂

悪役令嬢転生おじさんとは

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上山道郎による漫画作品「悪役令嬢転生おじさん」を亜細亜堂がアニメ化。

52歳の善良なオタク公務員男性がひょんなことから乙女ゲーム世界の悪役令嬢へと異世界転生するコメディ作品。

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タイトル通りの異色コメディ

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華やかなドレス姿、優雅な言葉遣い…なのに中身はおじさん。見た目と中身のギャップが生むコメディが最大の魅力な作品です。

周囲の学生に混じり、おっさん的ノリで場をかき回したり。テンポのいい?ギャグがクセになります。

娘と母の見守り視点

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悪役令嬢に転生したおじさん目線とともに、並行して娘と母がゲームとして見守るのですが、別の視点が加わることで物語全体を俯瞰で観ることが出来、それがわかりやすさに繋がっています。

特にフラグ関連を無自覚に壊していく面白さは、この視点あってこそ引き立ちます。

年の功!?意外と熱い!成長と友情物語

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中身がおじさんなので、何か問題が起きるごとに人間関係や人生観に深く切り込みます。そのような行動が周りのキャラの成長に繋がり、胸が熱くなるような謎展開になったり、このシリアスとハチャメチャ感のバランスが絶妙です。

実際に視聴したアニメファンの反応

肯定的な意見

  • ふざけてる内容なのに、作画は綺麗、声優さんも豪華で質が高い。流行の悪役令嬢転生ものとして一味違った魅力になっている。早急をさっきゅうと呼んでいるところに共感した。

  • こういう系は安易に「ざまぁ」しがちですが、そうでも無く、誰も傷付けることなく解決していくので、不思議と癒される要素もあります。ダメダメだったキャラが成長していくのも見ていて清々しい。

  • 昭和のオタクへの解像度が高くて笑える。観てほっこり、時々笑える毎週の楽しみでした。ぜひ二期をお願いします。

  • タイトルとあらすじで説明終了なので、頭空っぽで楽しめるエンタメアニメ。複雑にすりゃ良いってもんでもないし、仕事終わりに気楽に観れるのは本当ありがたい。こういうので良いんだよ、こういうので。

  • なろう系?作品には珍しい主人公の人間力で解決していくストーリー。おじさんのキャラが悪役令嬢に転生することで全て良い方に作用しています。EDにマツケンサンバを持って来るセンス最高です。

否定的な意見

  • 悪役令嬢モノなのに殺伐とせず、お人好しばっかり出て来るので刺激が無い。離乳食みたいなアニメ。淡々と進みすぎで一ミリも感動しなかった。なろう系ならもっと刺激が欲しい。

  • 新鮮さを感じるのは2話までで、そこからは設定がくどいったらありゃしない。毎度同じパターンで飽きる。THE一発屋って感じの凡作だと思う。

  • 1話目は面白かったのだが、2話以降は娘が出て来たり、エレガンスチートに爽快感が無かったり、登場人物がみんな聖人ベースなので面白味が薄い。サンバEDも段々滑っているような感覚になり観るのを辞めてしまった。

  • 出オチ&退屈、それに尽きるアニメだと思う。おっさんは正論しか言わず、悪役令嬢が正論で認められていくだけ。娘と母が出てさらに失速、こういうのはいらんでしょ。

  • おじさんのオタクアピールがちょっと何言ってるのかわからない、世代が違いすぎるのかもしれませんが、自分の上司を見ているようで寒さを感じます。気楽に観れるけど、最後に何も残らない虚無なろうアニメでした。

まとめ

アニメファンの意見をさらにまとめると、

異色な設定と全体的なクオリティの高さ、昭和オタクのあるあるネタで世代が合うとハマるが、出オチ感が強い毒にも薬にもならないアニメ

という結果でした。

 

肯定、否定共に多かった意見がこちら、

・異色な設定が全て

・昭和オタクあるあるが最高に笑える

・なろう系としては薄味すぎる

 

この中でも、なろう系としては~という部分について。

SNSでも散見される意見ですが実はこの作品、なろうではなく、いわゆる「なろうインスパイア作品」。

 

直系では無く、あくまでインスパイア。つまり、最近増えているなろう小説を原作に持たない、なろう風の悪役令嬢転生漫画です。

さらに作者である上山道郎さんは、元々ゾイドを児童向け雑誌で連載していたような方なので、なろう系に求められる癖の強さ、セクシー&バイオレンスとは無縁なのです。

 

それを知ると、作品自体の見え方も変わると思います。

超ベテランが同世代の登場人物を出し、ゴリゴリのトレンドである転生モノを描いていること自体が面白い。解像度が高いわけです。

 

アニメとしても、作画は崩れず綺麗ですしテンポも良く気楽に観れる、バランスの良い作品です。最近はこういう作品も少なくなってきたので、観て読んで楽しみましょう。

 

今回の記事はここまでとなります。

ありがとうございました!

 

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