はじめに
各所で話題騒然となっているSAKAMOTO DAYS、XやYoutubeどこを見ても素晴らしいと評価されている大人気アニメです。
ただ、リアルなファンの声がその評価に隠れてしまい、実際どうなのか?
分かりづらい現状になっています。
本記事では、リアルなアニメファンの声を集めまとめることで、改めてSAKAMOTO DAYSの本質に迫りたいと思います。
参考及び引用元:https://sakamotodays.jp
©鈴木祐斗/集英社・SAKAMOTO DAYS製作委員会/トムス・エンタテインメント
SAKAMOTO DAYSとは
鈴木祐斗による漫画作品「SAKAMOTO DAYS」をトムス・エンタテインメントがアニメ化。かつて裏社会で伝説的な殺し屋だった坂本太郎が、家族との平穏な日常を守るために奮闘するアクションコメディ作品。
原作を活かしたテンポの良い構成
原作マンガのハイスピードさとコミカルさ、そして時折挟まれるハードボイルドな展開が上手く構成されているので、ジャンプ作品らしいテンポ感でサクサク観ることが出来ます。坂本の想像内で無言で〇すシーンもアニメで観るとより笑えます。
豪華キャスト陣
主人公・坂本太郎役には杉田智和さん、シン役には島﨑信長さん、ルー役には佐倉綾音さんなど、実力派声優陣がキャラクターに命を吹き込んでいます。
コメディ&アクション作品にはお馴染みのメンバーの演技が物語をさらに魅力的にしています。
林ゆうきによる魅力的な音楽
元新体操選手から新体操の伴奏曲作家になり、その後ハイキューやヒロアカ、メダリストなど話題作に関わり続ける異色の作曲家、林ゆうきが音楽を担当。魅力的でワクワクさせられる音楽が本編を盛り上げます。
実際に視聴したアニメファンの反応
肯定的な意見
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誰でも思いつきそうな話だけど、そこが良い。キャラクターの魅力が満載で初っ端からジャンプらしさが全開で笑えます。小ネタが豊富でテンポも良い楽しいアニメです。
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銀〇が現代転生した感じのハチャメチャアニメ。ギャグとほのぼのさが目立つけど、割とハードボイルドな展開もあって侮れない。サクッと見れるのでおすすめ。
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主人公のサカモトが強すぎて面白い、割りばし弾丸キャッチから飴玉軌道逸らしまで常軌を逸してる。不思議と見慣れるとぽっちゃりVerの方がカッコよく見えてくる不思議だ。
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ぽっちゃりジョンウィックって感じで最高、ここまで強いと爽快感の方が勝つ。血なまぐさい話もあるけど、仲間が全員どこか抜けているのでシリアスになりすぎず気楽に見れるのはありがたい。
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漫画版は全巻持ってて、ヘイスケが推しなので動いてる姿を見れて感動。ジャンプ史上一番カッコ良いスナイパーだと思う。原作も面白いのでぜひ。
否定的な意見
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銀〇というより、どっちかというとサザエさんって感じの薄味さ。当たり前だけど大人が観るアニメじゃないね、作画もしょぼいし、箸で弾丸掴むとかもうお腹一杯。小学生なら満足できると思う。
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なんでこうなった?制作会社は原作者に謝った方が良い。この作品をアニメ化するだけの実力がないなら辞退して欲しい・・・。絶対バズるアニメだっただろうに勿体ないよ。
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低予算が過ぎるわ。声優とか宣伝に全部使ったの?いや、そこそこ動いてはいるんですけど根本的に作画があまりにも原作の雰囲気を無視してるので、原作勢としては観る価値無し、時間の無駄。
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つまらないと思った人はぜひ原作を読んでくれ。こんな平成のニチアサみたいなグダグダした作品じゃない。原作はバトルシーン、キャラで人気が出たのに何も表現できてない。
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観覧車のシーンで思ったけど、作画が悪いんじゃなくて作画に愛着が無いのがキツイ。ボイルの服は新品だし何あの衝突モーション。原作を少しでも再現しようとする気が皆無。
まとめ
アニメファンの意見をさらにまとめると、
ジャンプらしいハチャメチャな展開とサカモトの強さが爽快だが、原作ファンにとっては細かい部分が気になる作画のアニメ
という結果でした。
肯定、否定共に多かった意見がこちら、
・ほぼ銀〇であり万事屋
・主人公が強すぎて面白い
・作画のクオリティが低すぎる
この中でも最も否定的な意見で多かったのが、作画について。
原作はジャンプの中でも絵の上手さ、特にバトルシーンでの演出が優れていることが特徴なので、多くの原作ファンが「アニメ化する以上は最高のクオリティで」と願っていたのだと思います。
ですが、実際は、
・原作ファンが求めるもの:グリグリ動いて原作を補完する殺気溢れる作画
・制作会社が突き詰めたもの:テンポ感重視でほのぼの誰でも見やすい作画
この二つがすれ違っており、結果的に賛否両論どころか作画に関しては概ね不評になってしまいました。
個人的には、正直な所そこまで作画自体が悪いとは思いませんでした。
制作会社としてはできる限りのクオリティを保っていると思いますし、上記のとおり元から見やすさ重視なら良作画とも言えます。
ただ、5話のボイル新品アロハ問題※などは、かなり原作リサーチの甘さが出ており「ここ別にこだわらなくて良いだろ」というのがあからさまなのは、文句を言われてもしょうがないですね。
最近のアニメのクオリティが上がりすぎて比較するとチープに見えるのは、どうしようもないので、ダンダダンや呪術ルートとは別の夕方系定番アニメとして楽しむのが健全だと思います。
今回の記事はここまでとなります。
ありがとうございました!
※原作では服ボロボロ、グラサンもバッキバキで死闘を演じた二人が格好良いシーンでしたがアニメではピンピンの新品アロハだった件。
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