女性声優への「さん付け」問題について考えてみた【SNS/炎上話題/弱者男性?】

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現代のヴァルハラことXにて、女性への「さん付け」が失礼にあたると投稿され、物議をかもしています。

 

まず社会人として女性もしくは男性に「さん付け」するのは普通であり、役職の有無、電話対応などを除くと一般常識の範疇になります。これは女性→男性でも同様。

 

最近では海外から来た万博のスタッフさんが、さん付けの楽さにハマっているという記事も出ていましたね。男性に使っても良いし、女性でも役職も年齢も関係ないのでとにかく便利とのこと。

 

で、なぜこのようなトンチキな投稿をするアカウントが出てきたかと言うと、以前「女性声優の名前にさん付けする人は弱者男性」というポストがプチバズリし、その流れで「さんつけする男性は叩いて良い」という風潮が作られたとみています。

 

もしくは、それ以前にバズっていたアスリートに「選手」と付けるのが気持ち悪い、というこれもまた日本語を全否定するようなポストも微々たる影響があったかもしれません。

 

偏見と炎上商法のエコーチャンバー的な合わせ技なので、経緯についてはこのくらいにしておきますが、気になるのは「女性声優にさん付け」するのは実際良くないのか?弱者男性なのか?という部分。

 

結論から言うと、問題はありませんし別に弱者男性でもありません。

まぁ、そうですよね。敬称ですから。

 

ですが、私が文章や記事を書く際の呼び方には気を付けているのは事実ですし、内容と場合によってはあえて「さん付け」で工夫したりもします。

具体的には、

 

1、私的な内容で女性声優について語るときは「さん付け」

2、商品紹介、PRが絡んでいる時はフルネーム呼び捨て

3、文章としてネタ要素が多い時はフルネーム、もしくは苗字呼び捨て

 

1、については単純に他ファンに向けての配慮です。自分が好きな活動中のアーティストや演者さんが、フルネームや呼び捨てで語られていると違和感を覚える人が一定数いると思うので、ベターな表現として使っています。

 

2、についてはあくまでPRなので敬称は不要との判断。情報の一部と言う扱いです。

 

3、はサブカル特有でしょうが、ネットスラングとの合わせでネタをネタとして楽しんで貰える内容の時のみ呼び捨てを使います。愛ゆえにですね。(杉〇とか)

 

という感じです。

声優やアーティストに対してさん付けするというのは、ある意味サブカル内で蓄積された「他者に配慮する」日本的文化でもあるので、大事にしていきたいですね。

 

ちなみに、ファンネームやあだ名で呼ぶと、SNS内でのイクトゥスとして機能するので波が立たず、推し活が捗るので一番おすすめです。