あの、イヤホンのメンテこれで良いで?【アルコール/アルカリ電解水/どっち/素材ごとの使い分け】

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最近ちょろっと見かけたのですが、某専門店でイヤホンクリーニング用の洗浄剤セットみたいなのが売られてまして。(執筆時点では販売予定)

 

修理ラボで使っているアルコール入りのオリジナル洗剤とのことですが、肌に触れるもの、耳に入れたりするもの、一般向けとしては、クエン酸や添加剤も配合されているのでやや過剰な気がします。

 

というより、イヤホンに多いプラや樹脂はアルコールに弱いので、SHURE好きな私はあんまりアルコールを使いません。

 

個人的におすすめなのはアルカリ電解水なのですが、オーディオ製品においては素材ごとに使い分けるのが正しい使い方。

 

アルミ真鍮などの金属系→アルコール

樹脂やプラスチック系→アルカリ電解水

 

という感じですね。

ちなみに、ステンレスはその特性からアルカリ電解水でも問題ありません。イヤーピースによく使われるシリコンも同様です。

ステンレス製の腕時計。

アルカリ電解水は主成分がなので、肌荒れやアレルギーの心配が少なく化粧品や、ホテルのリネン洗浄に使われたりもします。

タンパク質を溶かし、油脂も除去、除菌作用もあり、肌よわ族でもチクチクせず驚くほど綺麗になります。

使い方は、適当な布に吹きかけて、キュッキュッっと軽く拭くだけ。

仕上げにキョンセームを使うと薄膜を残し、塩素も除去してくれるので、よりお肌に優しい。

そして、何より安い!

アルカリ電解水はダイソーで100円で売ってたり、お得用の詰め替えが売っているので、コスパが最強。

業務用レベルのものはいらないけど、コスパ良く、肌に優しいメンテをしたい方にはおすすめです。

※ちなみにですが。

アルコール、クエン酸、アルカリ電解水、界面活性剤、その全ては等しく使用可能な素材でも劣化の可能性があります。大量に使ったり、長時間漬けたりは厳禁ですし、パッチテストを目立たない所で行ってからメンテしてください。

(肌についても同様なので、不安な方はティッシュに付けて軽く手首あたりにポンポンと当ててテストすることを勧めます。)

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