BERLIN TRAX / 石野卓球

日本では電気グルーヴでの活動が有名なので、トラックメイカー、DJとしての石野卓球は隠れがちですが、実は欧州を中心にソロでも幅広い活躍をしています。
その中でもtakkyu ishinoの知名度が最も高まったのは、ドイツでの【Mayday】というイベント。日本人DJとしては初の参加となり、この時のプレイ映像がヨーロッパ全土にテレビ中継されました。
その後ベルリンを拠点としヨーロッパツアーをスタートさせるのですが、その期間出来上がったトラックを実際にプレイし、観客の反応を確かめながら完成したのが「BERLIN TRAX」。
一曲目の「Polynasia」から日本の太鼓のような根源的なリズムを叩きながら、静と動で音の波が迫って来ます。ここで掴まれてしまうので、あとはもう最後まで音に身を任すだけという硬派でミニマルなトラック集です。
他にも石野卓球聴いてみようかな~という方には、「WIRE TRAX 1999-2012」もお勧めしておきます。こちらの方がバラエティ豊富で聴き馴染みが良いかもしれません。
Never Stop Dancing / Boris Brejcha

ドイツ出身のDJ、ボリス・ブレッチャ※(Boris Brejcha)の夏らしいジャケットのアルバムです。※ドイツ語の読みなので、日本語では多分再現出来ない発音。
自身の音楽のことを「ハイテクミニマル」と定義しており、ドイツから派生したダーク、サイケ、フルオンなどの影響を強く受けたトランスの一種であるハイテックにミニマルさと不規則さが加わったものが彼のスタイルに近いものになります。
端的に言語化するならば、【ミニマルでサイケ的で聴き心地の良いハウス】と言う感じ。
最近聴き出したきっかけは、各所の史跡や建造物でDJがプレイする映像を配信している「Cercle」というYoutubeチャンネルを見て衝撃を受けたからです。
35分~「Space Driver」あたりからの徐々に盛り上がっていく感じと、DJとしての存在感に圧倒されます。
ぶっちゃけDJプレイやクラブ文化には興味が薄い方なのですが、この動画の現地には時間を巻き戻せるなら行ってみたいと思ってしまいますね。
本アルバムの一曲目「Spicy」~からの流れにもそのような彼の魅力が詰まっているので、ぜひ聴いてみてください。シンプルな音と予想できない展開にトリップ出来る事間違いなしです。
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