DORO BLUE NOTE

日常をショートで

時代によってウォッシュされる銀杏BOYZという特異点【パンクロック/令和/Sonny Boy/Re:Re:Love】

Re:Re:Love / 大森靖子 feat.峯田和伸

Amazon music : Re:Re:Love

【世界一メルヘンちっくな反〇会勢力】という言葉通りな二人のコラボシングル。

大森靖子はシンガーソングライター、峯田和伸は銀杏BOYZのボーカリストで俳優としても活動している。という一応の肩書。

 

ちなみに大森靖子は、食戟のソーマの「さっちゃんのセクシーカレー」、本シングルに収録されているブラッククローバーの「JUSTadICE」などアニメソングも手がけています。

 

個人的にですが、銀杏Boysの実質的な後継者は大森靖子であり、その音楽もアイドルソングやアコースティックではなくパンクに近いものだと当時から思っていました。

 

その二人がコラボなんて、奇跡に近い。

二人の音楽をファースト以前から追い続け、自伝も読破している私は大興奮したのを覚えています。

 

Re:Re:Loveとはデビュー前の大森靖子が峯田和伸の公開メールアドレスに、ファンとして毎日メールを送り、2回だけ返事が来たという話がタイトルの由来。

 

アイドルソングへの憧れがあると語っていた峯田和伸と、一人のアイドルを追いかけ峯田和伸を敬愛する大森靖子、二人の関係性がそのまま現れているかのような優しくも苛烈な曲になっています。

少年少女 / 銀杏BOYZ

Amazon music : 少年少女

銀杏BOYZは今の峯田和伸を知っている人からは想像がつかないでしょうが、当時のバンドとしてはかなり異端かつ激しい歌詞、激しいパフォーマンスが特徴でした。

※一回海外でライブ中全裸になって捕まってます。

 

2005年に「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」「DOOR」というファーストアルバムを二枚同時に発表するというセンセーショナルさで、賛否両論あれど音楽ファンに受け入れられました。

 

令和に入ってからは銀杏BOYZを時代に合わせてウォッシュして、「夢や恋をつかもうともがきながら叫ぶロック」などと形容されることがありますが、全く違います。

 

【鬱屈したやつらに向けた鬱屈でリビドー満載のハードロック】これが本質だと思います。

 

そんな彼らも後期に入ると、段々と峯田のソロ活動が増え、曲に打ち込みが採用されたり、バンドとして段々と成り立たなくなり、「光のなかに立っていてね」を最後にメンバーが全員峯田を除いて脱退。

ソロプロジェクトのような形で続いていくことになりました。

 

そして、2021年にTVアニメ「Sonny Boy」の主題歌に採用されたのが「少年少女」。

 

「Sonny Boy」自体エンタメというより芸術寄りのマニア向け作品ですが、第25回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞している実績あるアニメです。

 

現代版漂流教室のような内容とマッドハウスの神作画、毎話の終わりに流れる「少年少女」が化学反応を起こしている作品なのでこちらも興味があればぜひ。

 

(40秒くらいから)

youtu.be

<Sonny BoyをPrime videoで観る>

 

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