©神楽ソラ, 岸谷轟 , つな吉 /コミックDAYSコミックス
この作品の良い所はなんと言ってもキャラバックボーンの細かさ。
その種族、その人の本質的な像を描くのがとても秀逸。
たとえば、エルフはハイファンタジーでも異世界系でもよく扱われ、華やかな見た目で誇り高い、そのようなイメージで描かれることが多いですが。
本作の登場人物でお客の一人のエルフ、リリーシュ(10話登場)はバッチバチに「目が死んでます」。
その描写があまりにも長い悠久の時を生き、伝承では自然や木に近い存在と呼ばれるエルフとしての存在感を演出していて、このようなキャラ造形の塩梅が絶妙。
©神楽ソラ, 岸谷轟 , つな吉 /コミックDAYSコミックス
大将がメシを作って、そこに集う異世界人たちによってしっとりとしたストーリーが紡がれますが、登場人物が増えるにつれ、読み進めるほどに登場人物が好きになっていきますし、せつなくもなります。
雑に言うと「異世界版の深夜食堂」。
落ち着いたトーンの異世界ものを探してる方にこそおすすめです。
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