どろの日常倉庫

ほぼ備忘録

ドラゴンズドグマ2の感想【良い所と不満点/クリアレビュー】

SteamPC版デラックスエディション購入、プレイ時間30時間(非クリア)ほどの感想。

過去作はオンライン以外は全てプレイ済み。PCスペックはryzen5600xとRTX3070という旧世代機です。

 

まぁ、重いったらなんの

 

プレイ開始からすでに重く、王都に入ってからはもうガックガク

 

計測すると大体ですが、WQHD、DLSS込み低設定で40~60を行ったり来たり。高設定だと最低値が変わらないものの落差が大きくなり、フルHDに落としても根本的なパフォーマンスは変わりませんでした。4K?無理無理。

 

これは、絶対荒れるぞ・・・・。とサイバーパンクを初日からやりこんでいた時に近い悪い予感がありましたが、やはり炎上。

同様に最適化不足やクラッシュなど、詰めの甘さが多くのユーザーから指摘されています。

 

※動的解像度をオンにするとかなりフレームレートが改善するのでおすすめです。

 

とはいえ、

関係ねぇこのために休み三日取ったんだ

と私は世間の声を無視してとりあえず30時間プレイしました。

 

その中での感想を簡単に箇条書きにしたいと思います。

 

良かった所

・過剰なポ〇〇レが無い

・序盤の始まりからグッと引き込まれるドラゴンズドグマらしい演出

・前作からのポーンシステム継続

・面倒くささと【旅してる感】のバランスの絶妙さ

・広大なフィールドとシステムが噛み合っている

 

不満点

・中盤以降の難易度がイカれてる(グリフィンの急襲多すぎ)

・中盤以降プレイ体験に重点が置かれるため、ストーリー演出が塩

・牛車の事故多発しすぎ

・飛石もっとくれ

・戻りの礎もっとくれ

 

この中でも、広大なフィールドとシステムの噛み合いが良いのは素晴らしいと思います。ランダムにイベントが発生し、野良ポーンもしょっちゅう歩いているので、時には共闘したり、スカウトしたり。

 

パーティポーンも常に何かしら喋るので、オープンワールドにありがちな探索時の虚無感がありません。

 

ドラクエのような【ここから先はレベル上げが必要】という導入もあり、あくまで日本のゲームなんだと感じさせられるのも良い所です。

 

一番の不満点は飛石と戻りの礎が手に入りにくい所。

この点も課金誘導として炎上しているので、開発陣の名誉のために言っておきますが、実は前作から変わっていません。

 

少ないリソースを管理しながら、金策と安全なルートを把握する。そのルーティーンが確立されると楽になり、実際に冒険者として生計を立てているような感覚と没入感がある。

 

クソめんどいシステムなんです。

 

今のユーザーってそういうの嫌うよ?大丈夫そ?

と思ってしまうので、もう少しライト向けにしても良かったのではないか。

 

低難易度を設定出来るようにして、引き継ぎ不可の永久飛石と礎を3つ持ってスタートなど、やりようはいくらでもあったと思います。

バルダーズゲートが鬼畜仕様でも幅広く支持されているのは、難易度設定次第でまず世界観に慣れることが出来るからです。

 

個人的には、このクソめんどいシステムとポーンシステムを継続してくれただけでも神ゲー認定ですが、私みたいな古参がニヤニヤしながら楽しめるゲームだとドラゴンズドグマというIPの先行きがやや不安です。

 

サイバーパンクのように最適化を進め、全体的な難易度も調整し、爽快感ある旅を多くのユーザーが体験出来るようにしてほしいと切に思います。

 

現段階では古参としては95点、客観的には78点。

以上。

 

【クリアレビュー】※ネタバレ有※プレイ時間50時間

はい、怒っています。

まずは第一声・・・・

 

加護なき世界の仕様

い い か げ ん に し ろ

 

なんで、数時間プレイした後に死ぬとセーブデータ巻き戻しになるんだよ。

元の世界じゃ直前からやり直し出来たのに・・・。せめて事前説明が欲しい。

 

驚いたでしょ~~~加護なき世界ですから~~~

 

いや、そういうのいらん。

 

無意味なストレスをユーザーに押し付けるのやめてもらって良いですか?

(真顔ひろゆき)

 

流石に擁護出来ない点が今作は多すぎ。

真エンディングも良かったし、旅自体は楽しかった、でも尖り=不親切に直結している部分がどうしても評価を下げてしまう。

 

前作と比較しても、より不便になったが便利になった部分は無し。という印象。

 

総評としては80点

アプデでいくらでも挽回出来るゲーム性だと思うので、そこに期待を込めての点数です。なんだかんだ言っても結局好きなんですよねドグマが。

 

DLCもエンドコンテンツや装備の追加など、もしかしたらあるかもしれないので気長に待ちたいと思います。

 

※開発陣のSNSでの不要な発言&リポストもやめて欲しい。内容自体はドグマファンとして理解出来ますが、それを見て新規ユーザーがどう思うか、胸に手を当てて考えて欲しいですね。社会人が関わったIP関連のポストで「知らんけど」はちょっと・・・。

バルダーズ・ゲート3を買うべき人、買っちゃいけない人

https://www.spike-chunsoft.co.jp/baldursgate3/

バルダーズ・ゲート3

2023のGOTYに選ばれた約束されし神ゲー。

 

そのようにSNSやYoutubeで宣伝され、多くのゲーマーが買った、もしくはすでにプレイしていることでしょう。

 

私も日本語化と同時に購入。現在プレイ時間は40時間ほど。大ハマりしています。

ちなみに、これでまだ二章の序盤です・・・。

 

このプレイ時間からも察するでしょうが、バルダーズ・ゲート3はかなり人を選びます。

なので、バルダーズゲート3を買うべき人、買っちゃいけない人を簡単にまとめます。

買うべき人

  • 洋ゲーが好きで美少女が存在しなくても大丈夫
  • スカイリムのような理不尽バグや、理不尽な敵、理不尽なダンジョンがむしろ好きで興奮する
  • 周回プレイを前提として楽しむことが出来る(一周大体100時間以上)
  • アイテムや魔法の管理を全部自分でやり、それに準じた戦略を練って攻略するのが好き
  • 環境と戦略を活かした戦闘が好きで、レベリングが基本不要とまで思っている
  • マップ内のオブジェクトや謎解きは自分の目で確認して、一つづつ理解を深めたい
  • 日本語翻訳は雰囲気で楽しめるし、日本語音声が無くても大丈夫。
  • エログロ大好き、脳みそ大好き!

買っちゃいけない人

  • とりあえずGOTYだからプレイしてみたい
  • 和ゲーが好きでドラクエみたいなレベルアップシステムが好き
  • 美少女が大好きで、童顔じゃないと拒否反応が出る
  • 戦略を練るより、レベリングやパワープレイでサクっと攻略したい
  • オブジェクトから行先まで、ゲーム側が印を付けてくれないと正直しんどい
  • キャラの心情を良く知りたいし、キャラとの関係性を深めハッピーエンドに至りたい
  • 一周で大体のフラグが回収出来るゲームが好き、失敗や取り逃しをしたくない
  • 唐突な同性愛表現が苦手、登場人物は皆ストレートが良い
  • エログロ苦手、脳みそ大嫌い!

まとめ

結構色んな所で絶賛されていますが、発売後にはSteamのレビューでも「思ってたのと違う!!」という内容も徐々に増えてきました。

Youtuberが楽しいと言ってたから・・・、GOTYだから・・・・、と買って遊んだ多くの方がリタイアしてる印象です。

 

このような流れはスカイリムの時にもありましたね。

要はこうやって洋ゲー耐性があるかどうかふるいにかけられるのだと思いますが、8000円位はするゲームなのでミスマッチは避けたい所です。

 

私は過去にスカイリムをプレイした時は数時間おきにコントローラーを投げ捨て「二度とやるか!」と思いましたが、なぜか気付くとまたやっちゃうんですよね。

 

バルダーズゲート3もそのような、洋ゲーの魅力が凝縮されたやればやるほどハマるゲームだと思います。

 

合わないなぁと思った方は、素直に難易度を下げ攻略サイトを見ることをおすすめします。見たら見たで怒りが湧くと思いますが・・・「こんなのわかるわけないだろ!」と。

 

あと、絶対人と会話する時は事前にポーズからクイックセーブをしましょう。

これだけで救える命があります。最初に救うのは脳みそかもしれませんが。

ペルソナ5タクティカの感想

ペルソナ外伝としては100点。タクティクスゲーとしては80点。

Switchユーザー向けゲームという印象。

※PCでプレイ

ストーリー

いつものペルソナ。序盤から伏線張りまくりの丁寧さとアナーキーで社会の闇を暴くような尖った部分は健在。

ただ、毎シリーズ完全版含めて何周も遊んできたような、信心深いペルソナファンにとっては「いつもの」が多すぎて大体の流れが掴めてしまうのがやや難点。P5Sに比べるとライトで分かりやすいストーリーでした。

今回はかなりファンディスク的要素が多く、別衣装で暴れる怪盗団は必見。画面の端でしれっとランチャーぶっ放してる春には笑いました。

 

タクティクス部分

編成が3人までなのでタクティクスゲームとしては、遊びの幅が狭いかな・・・。

育成要素も育て切ると大体同じで、追加ペルソナの付け替えも出来るので、このキャラはこれが得意というものが無く、かなりカジュアルな仕様。

その割には後半になるとアトラスらしい悪意(笑)に満ちたギミックが増えるので、難易度は高め。ノーマルでもリトライしまくりました。

 

総評まとめ

今回が初めてのアトラス作品、ペルソナ作品という方にとっては、アトラスゲーの理不尽さを感じながらペルソナの世界観にしっかりと触れることが出来る良作。

 

キャラの立ち絵の差分量も多く、アニメーションも3Dとカートゥーン調の二種類用意されており、手抜きは一切感じませんでした。

 

あくまでSwitchユーザー向けゲームという部分が前面に出ており、

実際、ロード待機画面もSwitch準拠でゲーミングPCの爆速ロードでも待機時間はあまり変わらず。PCでプレイしている人は特に、そのようなテンポ感に微妙な不満が出るかもしれませんね。

 

ちなみに・・・

私はアトラス&ペルソナ信者なので、めっちゃ楽しめました。

ペルソナダンシングでも100点付けてうぉぉぉぉ!!と盛り上がっていたので怖い物無しです。基本的にキャラが喋って動いてるだけで100点です。ええ。